Jeep Wrangler JK エンジンオイル交換の重要性
車のエンジンは、車の命とも言える部分です。エンジンを健康に保つためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。その中でも、エンジンオイルの交換は非常に重要な作業の一つです。私は購入時販売店のメンテナスパックをケチって入りませんでしたので。納車後すぐ自分で行いました。本記事では、Jeep Wrangler JKのエンジンオイル交換の手順を詳しく解説します。
なぜエンジンオイル交換が必要なのか?
エンジンオイルは、エンジンの内部で摩擦を減少させ、冷却を助ける重要な役割を果たします。しかし、時間が経つとオイルは劣化し、その性能が低下します。劣化したエンジンオイルは、エンジンの摩擦を増加させ、冷却効果が低下します。これが原因でエンジンの寿命が短縮される可能性があります。
交換のタイミング
通常、Jeep Wrangler JKのエンジンオイルの交換間隔は、メーカーによって推奨されています。一般的には、約5,000〜10,000マイルまたは6ヶ月〜1年ごとに交換することが推奨されています。しかし、運転条件や使用状況によっては、より頻繁な交換が必要となる場合もあります。
エンジンオイル交換の手順
準備作業
1 作業服に着替える何事も形からって事で自分が好きなツナギやオーバーオールを買いましょう。 私だけかもしれませんが結構自分でバイクや車をいじるのってやってしまえは時間を忘れるくらい熱中するんですが、始めるまでが腰が重いんですよね。そこで私はカッコイイ作業着を着てテンションをあげてやり始めるようにしています。みなさんも真似して下さいw。おすすめは、汚れても目立たない茶系か黒、またはオイルなどで汚れても味が出る、デニム生地などです。
2 車を安全に持ち上げる 使用するジャッキやリフトを確認し、車を持ち上げる前に周囲が平らで安定していることを確認します。車種や履いてるタイヤやホイールによってですが、私の純正18インチホイールではジャッキアップしなくても交換できました。ただし車両下のドレンボルトがオイルパン後ろ側にあるのでオイルを抜くとき多少斜めにしてオイルを抜きたかったので前輪に板を噛ませて少し上げました。そしてジャッキ選びのポイントですが、車体重量よりもだいぶ余裕のあるジャッキの購入をおすすめします。ミニバンなどで2tのジャッキを使うと、上がることは上がるのですが、不安定危ないし、上げるのに力も必要になってきます。初めからジャッキアップ 3t 4t 5t 位を使えば結果的に楽に安全に作業できます。
また、ジャッキアップの際ゴムパッドもお忘れなく。車体を曲げたり、ジャッキから落ちたりする原因になりますので。
3 エンジンを暖機させる エンジンを数分間運転して、オイルを暖めます。春夏で5分くらい秋冬で10分くらいでしょうか 住んでいる地域によっても気温違うと思いますので、感覚でお願いします。通常だとオイルは100度くらいまで上がります。それでもニトリル手袋 などして作業できれば良いですが、暑いので上記時間を目安にしてください。理由としてはオイルが冷たいとドロッとしてオイルが抜けにくいので温めるようです。天ぷら油とかも冷たいとドロッとして温めるとサラッとしますもんね。そんなイメージです。
4オイルフィラーキャップを開けるオイルフィラーキャップとはオイル注入する所のキャプです黒いキャップで黄色の文字が買いてあるやつです。開けることによって、オイルの抜けが良くなりますし、万が一オイルを抜いたあと開かなくてオイルを入れられないと言うことを防げます。
5必要なツールと部品を準備
オイルフィルターレンチ JKラングラーは本当は15/16インチらしいですが24mmのソケットでできます。持ってない方はそんなに高くもないし今後も使うので用意した方が良いです。
ラチェットレンチドライブ 12.7mm 本当は1/2インチらしいのですが、家にあった13mmの工具でやりました。
新しいオイルフィルター ネットで売ってますので購入しましょう。注意としてJKラングラーのオイルフィルターは前期と後期で形が違うので購入の際間違えないようにお願いします。
エンジンオイル 0W-20JKラングラーは0Wー20が推奨とされていたのでTAKUMIの5W20の20L缶で購入しました。
ドレンボルトのガスケット これは買わずにそのまま使いました。JKラングラーのはガスケット交換というよりも、ドレンボルトにゴムがくっ付いているものでしたので、もし交換する場合、新品のドレンボルトを交換してください。
パーツクリーナーオイルをこぼしてしまった時の拭き取りやドレンボルトの掃除に使いました。
ポイパック汚れたオイルを処理するための箱です。JKラングラーは5,5リットルほど入るので6リットルくらいからのを選ぶのが良いでしょう。ポイパックを使えば、可燃ごみとして捨てることができます。廃油として捨てる処理についてはガソリンスタンドで無料で引き取ってくれるところもあるみたいです。
オイルジョッキ(3L)こちらはいろんな容量のものがありますが、オイル量ラングラーは5,5L位なのですが、大き過ぎると一見一回で済むので楽と思いがちですが、重いし、車高が高く投入口が車体の真ん中あたりに位置するので投入の際こぼしてしまうので3L前後で2回に分けて投入するのが良いでしょう。キタコのオイルジョッキはキャップがついているので、使った後すぐ綺麗にして保管できる人は良いですが、私のようにそのままにしてる人はほこりやゴミ、虫が入らず次使う時も安心なのでおすすめです。あと投入する際不安であればジョウゴもあれば良いでしょう。
オイル交換のやり方
1. ドレンボルトを取り外す ドレンボルトの前に先ほど画像を載せたオイルフィラーキャップを外します。ドレンボルトを外す前にポイパックをエンジンの下のドレン口のあたりに配置しておきます。エンジンの下部に位置するドレンボルトを、ドレンボルトレンチを使用して緩めます。ポイントはある程度緩めたら、自分の指で上に押さえながら緩めていき、完全に緩んだら押さえていたボルトを一気に抜くきます。躊躇すると、いきなりこぼれて自分の腕や顔に掛かる恐れがあります。ドレンボルトを完全に取り外し、オイルを抜きます。もう一つポイントドレンボルトを抜くと勢いよく噴射しますので、ボルトを抜く時にもう片方の手でポイパックを出し口に迎えに行って受けた方がいいです。思ってる以上にピューって出ます。
2. 古いオイルを排出する • ポイパックに古いオイルを全て排出します。 • ドレンボルトを再度取り付ける前に、ガスケットを確認し、パーツクリーナで掃除します。必要に応じて新しいものに交換します。
3. 新しいオイルフィルターを取り付ける オイルが抜け切るまで少し時間がかかりますのでその間古いオイルフィルターをオイルフィルターレンチを使用して取り外します。オイルフィルターの場所は下記写真の通りです。
レンチで緩めたら、ただ上に引っこ抜くだけで取れます。新しいオイルフィルターシール部分に新しいオイルを塗布します。新しいオイルフィルターを取り外しと逆手順で取り付けて完了です。
4. ドレンボルトを取り付ける • 新しいガスケット付きのドレンボルトを取り付け、適切に締め付けます。過度に締め付けるとガスケットが損傷する可能性があるため注意が必要です。
5. 新しいオイルを注入する • エンジンオイルのキャップを取り外し、オーナーズマニュアルやエンジンキャップに記載されている推奨量に基づき新しいエンジンオイルを注入します。 • オイルを注入した後は、キャップをしっかりと閉めます。
6. エンジンを始動して確認する • エンジンを始動し、オイル圧が正常であることを確認します。オイル圧警告灯が点灯しないことを確認します。 • エンジンを数分間運転して、異常がないか確認します。
7. オイルレベルを確認する • エンジンを停止させ、数分間待ってからオイルレベルを確認します。オイルレベルが適切であることを確認し、必要に応じてオイルを追加します。
注意点
• 安全確保: 作業は必ず安全に行ってください。ジャッキやリフトを使用する際には、車をしっかりと固定して作業を行ってください。 • 廃油の処理: 使用済みのエンジンオイルは適切に廃油