中古車の臭いがキツイ!臭い原因はアレだった リンサークリナーは高いので代用品を使用したら効果抜群!

JKラングラーメンテナンス

前回フィルター交換しましたが、あまり車内の臭いが改善されませんでした

確かにフィルターは真っ黒でしたので臭いよりカビ等の衛生面での改善はあったと思いますが、車内のニオイはあまり改善しませんでした。

今回はシートを洗浄します。自分の鼻で車内のニオイの原因を探っていくとどうもシートから匂いがするようなのです。なのでシートを洗ってみます。しかし、シートを全部外して丸洗いなんてことは私にはできませんので、調べて選んだのはリンサークリーナです。

でもお金がない私には年に数回しか使わないものに、こんなに払えません・・・もちろんリンサークリーナー自体はとても良いもので家のソファーや絨毯等で何回も使用する場合は買った方が良いです。

そこで私は画期的な方法を考えてしまいました。今回その方法でシートを綺麗にして結果ニオイも取れましたのでご紹介します。

シートクリーニングのメリットについて

1. 快適性の向上

清潔なシートは、車内の快適性を大幅に向上させます。ほこりや汚れが溜まっていると、長時間のドライブや移動が不快に感じられることがあります。定期的なクリーニングによって、シートの清潔感を保ち、快適な車内環境を維持することができます。


2. 健康面のメリット
車内のシートは、さまざまな細菌、アレルゲン、ハウスダストなどのアレルギー原因物質が付着しやすい場所です。これらの汚れを除去することで、アレルギー反応や呼吸器系の健康問題のリスクを低減することができます。


3. 車の見た目の向上
シートは車内の大部分を占めるため、その清潔度は車全体の見た目に大きく影響します。定期的なクリーニングにより、シートの色合いや質感を良好に保ち、車の外観の美しさを維持することができます。


4. 長持ちさせる
汚れや摩耗が進むと、シートの素材が劣化し、早期に交換する必要が出てきます。定期的なクリーニングと保護処理により、シートの寿命を延ばし、交換の必要性を低減することができます。


5. 消臭効果
シートから発生する不快な臭いは、車内の居住性を低下させます。クリーニングによって、汚れや細菌を除去し、車内の新鮮な香りを保つことができます。

シートクリーニングを行なった手順

1. 準備:
シートの表面に付着したほこりやゴミを掃除機で取り除きます。あと、隙間に入っていた髪の毛やゴミも取り除いておきます。これにより、洗浄時に汚れが拡散するのを防ぎます。
シートの上で特に汚れている部分やシミを特定します。私のシートは黒だったのであまり汚れていないように見えましたが驚愕の現実を後々みることになります。

2. 洗浄剤の選定:
ファブリック用の洗浄剤を選びます。pHバランスが中性のものを選び、シートの素材に優しいものを選びます。今回私は100均のセスキクリーナーを使いました。これはセスキ炭酸ソーダ+アルカリ電解水で油汚れ・衣類の皮脂汚れに良いそうです。そしてあまり泡が出るようなシート洗浄剤も売られていますが、最後のすすぎを何回もしなくてはいけなくなるし、何回すすいでも泡が出てきてエンドレスになるのでアルカリ電解水でいいと思います。よほど汚れていてシートごと外して高圧洗浄機で徹底的に洗うならアワアワでいいと思います。

3. テストクリーニング: • 洗浄剤をシートの目立たない部分で試し、色落ちや変色が起きないか確認します。私の場合はシートカバーをそのあとつけるのでそのままやっちゃいました。

4. 洗浄: • 洗浄剤をシートに結構ビシャビシャになるまでかけて、柔らかいブラシやスポンジでシートを軽くこするように洗浄します。強くこすると素材を傷つける恐れがあるので注意が必要です。こちらも私は節約のため100均の爪の中を洗うブラシを買いました。

5. 汚れの除去: • 洗浄後に残ったシミや汚れは、本当はリンサーで取るのでしょうが冒頭でも言いましたが何回かしか使わないリンサークリーナーは高くて替えないので私が代用したのはズバリ乾湿両用掃除機とリンサーノズルです。

乾湿両用掃除機とは、乾いたごみと液体を両方吸引できる掃除機のことです。通常、乾燥したごみやゴミを吸い取る機能に加えて、液体や水を吸い取るための機能も備えています。要は外で使えるなんでも吸える掃除機です。これなら、車庫の溜まる土埃の掃除や、車内の掃除、あと便利なのが、玄関や網戸のレールの土や砂利の吸い込みに大活躍です。
そしてなんと言っても価格が安い。有名メーカーでなければ大体一万円以下で買えます。そして、ネットの方が安いですがホームセンターにも売っています。

写真の透明なノズルがリンサーノズルです。こちらはTEMUで格安で購入しました。しかし問題が一つ掃除機のノズル径が会いませんでした。多分海外の規格なのでしょうノズルの方が大きいのでしたのでガムテープでぐるぐる巻きにして使用しました。

気になる方は探せば海外企画から変換できる継ぎ手もあるようなので購入して使用してください。

ではこちらで汚れを吸い取っていきます。音は掃除機なのでまあまあ音が出ます。しかし、リンサークリーナーも結構の音が出るようなので、あまりその点は変わらないと思います。
今から画像アップしますので汚いのをみたくない方は、下の方へ高速スクロールお願いします

これ・・・やばくないですか?この汚れなんでしょう?ヤニ?コーヒー?ペットのオシッコ?こんなシートに乗っていたと思うと怖くなってきますね、しかもこの汚れ2、3回繰り返しても汚れが出てきます。でもこの作業なんかカリスマ通販販売員になった気分で楽しかったです。
この作業5回くらい繰り返したでしょうか、やっと綺麗な色にはなってきましたが、完全に透明な色にはなりませんでした。これではキリがなかったので、やめます。

6. 水洗い: • 洗浄剤やステインリムーバーの残留をしっかりと洗い流します。こちらも100均で霧吹きを買ってましたので、40度くらいのぬるま湯をかけて吸い取りを繰り返しすすぎました。

最終的にはこんなに汚れていました。全席同じ作業をやりましたが、助手席が段違いで汚くて、運転席、後部座席の順で汚かったです。前オーナーがおそらく助手席にワンちゃんでも乗せていたのでしょうね、シートの隙間にも納車前のクリーニングで取りきれなかったペットの毛っぽいものが少しありました。

7. 乾燥: • ドアを前後開けてシートが自然に乾くまで待ちます。なのでこの作業をやるなら天気の良い温かい日にやる事をお勧めします。そして完全に乾かさないとまたそれが原因でカビの増殖するといけないので完全に乾かしましょう。また急速乾燥器などを使用すると、素材を傷める可能性があるため、避けることをおすすめします。

以上の手順とメリットを理解し、適切に実践することで、車内のファブリックシートを清潔に保ち、快適な車内環境を維持することができます。そして私の車の匂いの原因はこちらのシートの染み付いた汚れだったようで、今回の作業で劇的にニオイが取れました。今回の作業でも改善できなかったら、エアコンのエバポレータの洗浄をやるつもりでしたが、改善しましたのでとりあえずはよかったです。

車内の臭いにお困りの方は
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